クラウドファンディングで「ドラゴン」花火が復活

2016年7月30日 12:50

印刷

記事提供元:スラド

 「噴出花火」として知られる「ドラゴン」の国内生産が8年ぶりに復活するという(読売新聞)。

 ドラゴンは地面に設置して楽しむ噴出花火の代表とも言える存在だが、昨今では中国製の噴出花火の輸入が増え、2008年7月には火薬や材料費の高騰から国産ドラゴンの製造が中止されていたという。

 ドラゴンを製造していた愛知県の花火メーカー「太田煙火製造所」によると、現在は日本で販売されている花火の9割以上が外国産という状況だが、ドラゴンを使ったアート作品やグッズを作りたいという連絡を受けたことをきっかけにドラゴンの復活を決めたという。

 その後クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げて資金を募ったところ、目標金額60万円に対し、現時点で170万円を超える資金が集まっている。今回製造されるのは「廉価版」となるが、パッケージデザインについては過去のものを踏襲した形になるという。

 まずは2017年夏のみの限定復刻の予定だったそうだが、反響を受けて次年度以降の生産も続けることを考えているようだ。

 スラドのコメントを読む | 日本

 関連ストーリー:
北京五輪開会式、中継で映された花火は一部CG 2008年08月12日
花火もこれからは環境配慮型へ 2008年07月08日
「宇宙花火」を見よう 2007年08月29日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事