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歯磨き回数、3回以上磨いている人は4人に1人
歯磨きのタイミングの1位は「就寝前」で62.4%。次いで、「朝食後」56.4%、「起床後」30.9%と続く。[写真拡大]
インターワイヤードは、同社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEで、「歯磨き粉」についてアンケートを行い、使い方や重視点、使用状況についてまとめた。調査は2016年4月6日~4月22日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター3,801人から回答を得た。
まず、1日の歯磨き回数を尋ねたところ、「2回以下」の人は7割強で、3回以上磨けている人は24.7%と、4人に1人程度の割合だった。男女別で見てみると、男性は3回以上歯磨きをする人は2割を下回るが、女性は3割を超え、さらに性年代別でみると、女性20代では4割を超える。女性の、特に20代で歯磨き意識が高いとしている。
歯磨きのタイミングの1位は「就寝前」で62.4%。次いで、「朝食後」56.4%、「起床後」30.9%と続く。一番時間をかける歯磨きのタイミングは1位は「就寝前」52.1%。次いで、「夕食後」20.3%、「朝食後」12.6%と続く。「起床後」「朝食後」「昼食後」は5分以上時間をかける人は3割前後だが、「夕食後」「就寝前」は5割前後となる。夜の歯磨きを念入りにする人が多いようだ。
歯磨き粉を使用する人は94.6%。ほとんどの人が、歯磨き粉を使用して歯磨きをしている。また、歯磨き粉を使用しない人は「デンタルリンス」「マウスウォッシュ」「塩」などで代用しているとの声もあるようだ。
使用している歯磨き粉の種類は2種類以上と回答した人が約2割。女性では2種類以上使用者が24.4%と、4人に1人が2種類以上の歯磨き粉を使い分けているという結果になった。
歯磨き粉に期待する効果の1位は、やはり「虫歯予防」で80.3%。「口臭予防」「歯周病予防」の効果を期待する声も多く、約6割の人が選択している。年代別でみると、30代は「虫歯予防」は90.4%と、全体の80.3%と比較しても高い。反対に、60代以上になると7割を下回り、虫歯予防効果への期待は薄れる。
「歯周病予防」は年齢が上がるにつれ、期待度が高まる傾向が顕著に表れている。「歯槽膿漏予防」についても同じ傾向がみられる。「歯の美白」については、逆の傾向がみられ、年齢が若いほど、期待度が高いとしている。
歯磨き粉を選ぶ際に重視するポイントは、やはり、もっとも重視される点は「価格」で、56.4%。次いで「効果」40.3%、「使用感」36.5%が続く。重視する配合成分に限定してみると、「フッ素入り」が29.7%と、3割程度の人が重視している。(編集担当:慶尾六郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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