米政府、オンラインでのイスラム過激派組織対策を強化。ISISのTwitter上での存在感を減らすことに成功

2016年7月20日 20:15

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 イスラム系テロ組織「ISIS」はTwitterなどのSNSを活用していることが知られているが、これに対し米政府などが対策活動を行った結果、ISISはTwitter上で過去2年間で45%のトラフィックを失ったという(Engadget Japanese)。

 米国務省はイスラム過激派組織対策として今年3月にGEC(Global Engagement Center)という組織を立ち上げ、イスラム過激派の勧誘を阻止するための支援活動を開始したそうだ。このような活動の成果として、ネット上ではISIS支持派のコンテンツが少なくなっているという。また、ISISを支持するTwitterアカウントの平均フォロワー数も2014年の1500から300へと落ち込んでいるとのこと。これによってISISによる構成員勧誘活動を妨害できると見込んでいるという。

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