佐賀県で夜間にドローンを飛ばして害虫駆除をする実証実験

2016年7月20日 20:16

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 佐賀県および佐賀大学、オプティムが、夜間にドローンを飛ばし害虫を駆除する実証実験に世界で初めて成功したと発表した(日経新聞GIZMODO)。

 夜間に畑の上を飛行し、殺虫装置を使って害虫を自動で駆除できるという。害虫は夜間に活発に活動するとのことで、効率的に害虫駆除を行えるそうだ。

 搭載されている殺虫期は、吊り下げられた光源で虫をおびき出して高電圧で殺虫するというものだそうだ。また、カメラで取得したデータをAIで解析し、効率的に農薬を散布する機能も搭載しているとのこと。

 3分間の飛行実証実験では夜行性の甲虫や蛾、ユスリカ、ウンカなど約50匹を駆除できたとのこと。研究開発が現実になれば、「夜の農業革命」が可能になるとしている。

 スラドのコメントを読む | テクノロジー

 関連ストーリー:
米魚類野生生物局、クロアシイタチを絶滅から救うためにワクチンを塗ったM&Mをドローンで散布する計画 2016年07月17日
マイクロソフトリサーチ、病原体を運ぶ特定種の蚊だけを捕獲する蚊取り器を開発 2016年06月24日
ドローンは人間の労働127億ドル分を置き換えることが可能という説 2016年05月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事