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リクルートの「2016年おすすめプログラミング言語」、1位はJava
あるAnonymous Coward 曰く、 リクルートテクノロジーズは17日、ITエンジニアを対象に行った「2016年おすすめプログラミング言語」のアンケート結果を発表、2項目のうちいずれもJavaが最多を獲得し首位という結果となった(CodeZineの記事)。
このアンケートは、3言語以上を勉強したことがある全国の20代~40代のITエンジニア507名を対象にインターネット調査で取得されたもの。「初めて習得する人に一番おすすめのプログラミング言語」と「これから最も重要になりそうなプログラミング言語」の2項目について、ランキングが公開された。
まず「初めて習得する人に一番おすすめのプログラミング言語」では、1位がJava (17.4%)、2位がC (14.4%) で、以下VB.NET、C#、VB、PHP、VBA、HTML、C++JavaScriptと続いている。
次に「これから最も重要になりそうなプログラミング言語」だが、1位は同じくJava(26.9%)、2位は変わってJavaScript(8.7%)となり、以下C#、Ruby、HTML、Python、PHP、VB.NET、Objective-C、Cとなっている。Javaの評価が高い理由としては、利用頻度の高さや情報の充実さ、比較的シンプルな言語であることなどが挙げられている。またVB系が初心者におすすめとされる一方、重要度ランキングでは姿を消し、代わってRubyやPythonが入っているところも興味深い。
なお、その後リクルートテクノロジーズはこの結果について「内容に一部不適切と思われる表現が含まれておりました」としてこのプレスリリースを撤回、代わりに「お詫びとお知らせ」という文章を出している。Javaに対し「Android, iPhone の開発で使用されるため」というコメントが付いていたり、C#に対し「ブラウザを問わず使えるから」というコメントが付いていたり、HTMLがプログラミング言語として挙げられているなど、内容について色々とツッコミが入っていることを受けての対応ではないかと思われる。
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