関連記事
米国のレーザー検出器、2例目となる重力波の直接検出に成功
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 米国が2例目となる重力波の直接検出に成功したそうだ(AstroArts、the guardian、Physical Review Letters、Slashdot)。
今年2月の発表(2015年9月の現象)に続くもの。検出を行ったのは米国のレーザー干渉計型重力波検出器「LIGO」で、2015年12月26日に測定されたものだという。
観察された重力波は、地球から14億光年離れた場所で「太陽質量の7.5倍と14.2倍のブラックホール」が合体したために生まれたものだと推測されている。合体後に太陽の20.8倍の質量を持つブラックホールができ、残りのエネルギーが重力波として放射されたという。今後観測例が増えれば、どのようにしてブラックホールが合体するのかといった疑問の答えが得られる可能性があるようだ。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス | 宇宙
関連ストーリー:
国際研究チーム、重力波を初観測 2016年02月12日
「重力波が検出されたかもしれない」という噂 2016年01月15日
神岡鉱山の地下に重力波望遠鏡「KAGRA」完成 2015年11月08日
21年後に巨大ブラックホール衝突が発生する可能性 2015年04月30日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク