アジア最大級のファッション見本市「第23回香港ファッション・ウィーク春/夏」7月4~7日開催 20カ国・地域から1,200社出展

2016年5月31日 16:59

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記事提供元:アパレルウェブ

 アジア最大級のファッション見本市「第23回香港ファッション・ウィーク春/夏」(香港貿易発展局主催)が2016年7月4~7日、香港コンベンション&エキシビションセンターで開催される。20以上のカ国・地域から約1,200の出展者が参加し、アパレルからアクセサリー、ファッション雑貨、テキスタイル、ファッション関連サービスに至る春夏最新コレクションを披露。今回からウィメンズウエアとニットウエアを集めたゾーンを新設することも発表した。2015年7月の前回展と同様、1万6,000人の来場を見込む。

 レディスウエアやメンズウエアをはじめ、イブニングウエア、スポーツウエア、ベビーウエア&子供服、ランジェリー、バッグ&ハンドバッグ、コスチュームジュエリー、靴、ボタン&レーベル、テキスタイル、ファッション誌など、ファッションに関わるあらゆるカテゴリーを網羅する。市場やバイヤーのニーズを反映したテーマ別ゾーンも毎回好評で、エレガント系ファッションを集積した「エンポリアム・デ・モード」、ハイファッションのための「ファッションギャラリー」、デザイナーズブランドのための「インターナショナル・ファッション・デザイナーズ・ショーケース」などを設置。「アクティブウエア&スポーツウエア」や「インティメート&スイムウエア」「チルドレンズウエア」、メンズウエアの「メン・イン・スタイル」「デニム・アーケード」「ファブリック&ヤーン」などの人気ゾーンに加え、今回からウェメンズウエアとニットウエアのゾーンを新設する。また、近年ニーズが高まる小口注文に対応する「スモールオーダーゾーン」をショーケース形式で設ける。

 会場内では、ブース展示のほか、出展者によるプレゼンテーションやランウェイショーも開催。バイヤー向けのフォーラムや、トレンド予測サービスを提供するWGSNやFashion Snoopsによる市場動向セミナーも実施する。今回のテーマ“ネオンガーデン”に沿ったディスプレイやトレンド提案も注目の1つだ。

 日本からは、7社が参加を予定している。レディスアパレルのクローバーリーフ(東京・千代田区)が前年7月に続き2度目の出展。中小企業の産業支援を行う国際ファッションセンターが取りまとめた展示ブースには、バッグブランド「Palaina L.O」(稲垣巳奈デザイナー)が初参加するほか、アクセサリーの「Mille blanc」(田林香織デザイナー)と「TOIRO-FIRANDO/SHANENA」(小値賀友理デザイナー)がそれぞれ3回目の出展を行う。

 また、大阪文化服装学院からは、三木英加さんによるウィメンズブランド「Miki Eika」が参加。三木さんは、ブランド運営をビジネスの場で実践的に学ぶ特別学科・スーパーデザイナー学科(3年)に在籍しており、今回の出展は、海外市場へのプロモーションや香港の市場調査を行うことを目指している。

 「香港ファッションウィーク」は、1月と7月の年2回開催している。2015年7月の前回展には、初参加のマレーシア、ポーランド、ロシア、トルコを含む18カ国・地域から1,203社が出展。中国をはじめ、インド、タイ、台湾、日本など65カ国・地域から1万6,000人超が来場した。

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香港貿易発展局 公式サイト

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