上水道の減圧バルブ一体型の超小型水力発電システム

2016年5月31日 10:04

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記事提供元:スラド

 ダイキン工業が神戸市水道局と共同で、上水道の水道管に超小型の水力発電システムを組み込むシステムの研究開発を開始するそうだ(ダイキン工業の発表環境ビジネスオンラインインターネットコム)。

 上水道施設には圧力調整用バルブが多く設置されており、それを超小型のマイクロ水力発電システムに置き換えることを目指すという。これにより、水圧調整と同時に発電を行うという。ダイキン工業はすでに22kWおよび75kWクラスのマイクロ水力発電システムを開発しているとのことだが、今回は10kW以下という超小型マイクロ水力発電システムの開発を目指すと同時に、22kWクラスの物を設置して機能やコストを評価するという。発電量は年間211MW時とのこと。

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