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米空軍、2023年にレーザー兵器の空中発射試験を計画。F-35などの戦闘機に搭載可能なサイズを目指す
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 現在、米空軍では戦闘機に搭載可能なレーザー兵器「HEL」を開発中だ。米空軍研究所(AFRL)の関係者によれば、最初の空輸テストは2021年までに実施、2023年にはレーザー兵器の空中発射試験を行う計画であるようだ。空軍チーフサイエンティストGreg Zacharia博士は、このような指向性エネルギー兵器のメリットは射撃コストが安価な点と、光速であることからミサイルの迎撃能力が高い点があるようだ(WIRRIOR、nextBIG FUTURE、Slashdot)。
開発上の課題は出力のアップや命中精度の向上に加えて、C-17やC-130などの大型機だけでなく、F-15、F-16、F-35などのジェット戦闘機にも搭載できるコンパクト化がある。このためには重量の軽減、エネルギー効率化などを行う必要があり、小型の電源を開発する必要がある。このようなレーザー兵器が実現できれば、戦闘機は6発程度と搭載数に制限のあるミサイルの代わりに、何千もの発砲能力を得られることになる。
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