ボットが成功する秘訣は「Beer Test」

2016年5月6日 09:08

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記事提供元:スラド

最近はさまざまなボットが話題になっているが、SlackのAmir Shevat氏はボットを成功に導くためにチューリングテストよりも重要なのが「Beer Test」だと主張している(VentureBeatの記事)。

Beer Testとは、ビールを一緒に飲みに行きたいかどうかを指標とするものだという。ビールを飲まない人なら、一緒に食事をしたり、遊びに行ったりするのでもよい。Beer Testに合格するなら快い人物であり、毎日一緒に仕事をしたい好人物と考えられるとのこと。

Shevat氏がSlack内部でのボット開発にあたり、ベストプラクティスと考えている事項の一部を以下に抜粋する。

 常に「ヘルプ」コマンドをサポートし、使い方を簡単に教えてくれる
 DMやメンションの内容を理解できなくても無視せず、「わからない」の一言だけでも応答する 
 緊急事態以外ではチーム全員にDMを送信しない 
 数多くのメッセージを送り付ける前に相手の都合を確認する 
 各ユーザーの好みを記憶し、スムーズな応対ができるようにする 
 同じことを答える場合にも、ランダムに表現を変える

 また、人間的なボットよりも快いボットを目指す理由として、人間的なボットの開発は非常に複雑であり、人間のように複雑なスキルを持たなくても優れたサービスを提供可能であることなどを挙げている。

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