選手にも提供されている日本自転車競技連盟の公式サプリメントからWADAの禁止物質が検出される

2016年4月23日 22:08

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 日本自転車競技連盟(JCF)の公式スポンサーとなっている梅丹本舗のサプリメント「古式梅肉エキス」および「トップコンディション」から、世界反ドーピング機関(WADA)が禁止している成分が検出された(スポーツ報知梅丹本舗の発表)。

 検出されたのは、蛋白同化ステロイド(アナボリックステロイド)の一種である4,4-andorostadiene-3,17-dione(ボルジオン)。アナボリックステロイドは筋肉増強剤として使われることから、使用禁止物質とされている。

 含有量は梅肉エキス1g辺り0.00005mgと非常に少なく、副作用や健康被害は存在しないと考えられるとのことだが、ドーピング検査で検出される可能性があるとしてスポーツ選手に対し服用を控えるよう告知している。

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