水道は数日中に熊本市全域で復旧の予定―菅義偉長官

2016年4月19日 10:03

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 菅義偉官房長官は18日夕の会見で熊本地震について「余震があり、引き続き警戒が必要。これまでの地震回数は15時現在で震度1以上が540回」と語った。

 また被害状況では「死者数42名、熊本県を中心に重傷者212名、軽傷者889名を把握している」とした。菅官房長官は「引き続き、消防、警察、自衛隊によって、被害が集中している南阿蘇村を中心に、捜索・救助活動に当たっている」と述べた。

 ライフラインの状況では「約2万6千戸で停電、ガスは約10万5千戸で供給停止、水道は約15万8千戸で断水になっておる。水道については熊本市全域においては数日中に復旧される予定」と見通しを語った。

 菅官房長官は原発について「原子力規制庁から引き続き異常はないとの報告を受けている」とした。菅官房長官は「被災者の生活支援を迅速かつ強力に進めるため、被災者生活支援チームを中心に生活支援を迅速かつ強力に進めていきたい」と強調した。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
熊本地震「引き続き警戒が必要な状況」政府
観光客減った観光地宿泊施設借り上げ検討を
国会日程含め最大限協力する 民進の枝野幹事長
総理「現場主義の徹底」を指示、国職員派遣も
内閣府副大臣団長の調査団 きょう熊本入り

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事