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回復頭部にチップを埋め込んで脊髄損傷で麻痺した手を動かすことに成功
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 脊髄損傷で体の一部が麻痺した人に対し、頭部にチップを埋め込んで脳信号を計測し、そこから神経信号を計算して神経に伝達させることで麻痺の回復を試みるという研究が行われているそうだ。胸部から下が麻痺した男性がこのシステムを使用し、右手を動かせたという報告が発表されたとのこと(時事通信、朝日新聞)。
右手側では前腕部に巻いた電極スリーブを使って信号を腕に与えるという。これによってクレジットカードを機械に通したり、スプーンを持ち上げたり、受話器を耳にあてたり、テレビゲームのギターコントローラーを操作できたという。現状では頭部のチップからコンピュータ、そして腕の電極の間は有線で接続されているが、将来的には無線化することも可能だという。
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