関連記事
旅客機のシートサイズに基準を設けさせようとする米連邦航空局法改正案、成立ならず
記事提供元:スラド
headless 曰く、 狭くなり続ける旅客機のシートピッチやシートサイズに米上院議員が異議を唱え、シートサイズのガイドラインを連邦航空局(FAA)に設けさせようとしていることが3月に話題となったが、実現には至らなかったようだ(採決結果、Consumerist)。
この改正案は旅客機の乗客1人当たりのスペースについてFAAに対し最小サイズの基準値設定を義務付けるというもの。これが成立すれば、現在航空会社が旅客機で使用しているシートを変更する必要はないが、将来の変更ではFAAの設定した基準に従う必要がある。
7日に上院で行われた採決の結果は賛成42、反対54、棄権4となり、改正案は否決された。党派別に見ると、民主党議員では賛成40、反対3、棄権1だったのに対し、共和党議員では賛成1、反対51、棄権2、無所属議員は賛成1、棄権1となっている。ちなみに、棄権者の中には大統領選への出馬を目指すテッド・クルーズ氏(共和党)やバーニー・サンダース氏(無所属/民主党)の名前もみられる。
スラドのコメントを読む | スラッシュバック | 政治 | アメリカ合衆国 | 交通
関連ストーリー:
旅客機のシートサイズ縮小に異議を唱える米上院議員、FAAにシートサイズのガイドラインを設けさせる方針 2016年03月06日
乗客の横幅に合わせて旅客機の座席を設定可能なベンチ型シート 2016年02月27日
Google、空飛ぶ風力発電機を本格始動か? 2015年12月25日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク