Windows 10 1511がCurrent Branch for Businessに

2016年4月11日 10:37

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記事提供元:スラド

Microsoftは8日、昨年11月リリースのWindows 10 1511をCurrent Branch for Business(CBB)として宣言した(TechNet Blogs - Windows for IT ProsWindows 10 release informationWinBetaの記事Softpediaの記事)。

CBBはIT管理者がWindows 10の新機能を展開前に確認するために用意された機能だ。PCをCBB用に構成するには、Windows Updateの詳細設定で「アップグレードを延期する」にチェックを入れればいい。これにより、Windowsの機能の変更を含むアップデートはリリースからおよそ4か月適用が延期される。CBB用に構成したPCにWindows 10 1511が展開されるのは、今後数週間のうちに予定されている更新済みメディアの発行後となり、すぐに展開が実行されるわけではない。

更新済みメディアのインストールイメージには3月の累積的な更新プログラム(KB3140768)が適用されてビルド10586.164となっているが、その他の点では昨年11月リリースのWindows 10 1511と変わりない。そのため、既にWindows 10 1511を実行しているデバイスの場合、KB3140768を適用することでCBBと同等になる。

Windows Update for Businessを使用しているWindows 10 1507デバイスでは、更新されたメディアが発行されるとすぐに展開が実行される。なお、Windows 10 1507では追加の延期月数を指定するポリシー設定はサポートされないとのことだ。 スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | アップグレード | OS | Windows | IT

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