国民の間に自民党に勝たせすぎた感が漂い始めた感じ―自民・山本一太氏

2016年4月9日 17:04

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 山本一太元沖縄北方担当大臣は今月のブログで参院選挙に触れ「参院単独選挙になった場合、自民党は1人区で思った以上の苦戦を強いられる可能性がある」と書き込んだ。

 一方で「安倍総理が6月1日に衆院を解散し、ダブル選挙を断行する可能性は(依然として)十分にあると思う」とし「そのための環境はすでに整っている」とした。

 また、ダブル選挙になるかどうかの総理判断について「踏み切るかどうかは、その時の情勢次第だろう。民共合作などと言われる野党共闘が国政選挙の場で実際にどの程度の威力を発揮するのか?を測る数字のデータも判断の材料になる気がする」とした。

 山本参院議員は、安倍総理は常に素早い決断でピンチを乗り越えてきたと信頼を寄せながらも「参院選挙が3ヶ月後に迫る中、国民の間に『さすがに自民党に勝たせすぎたのではないか?』というムードが漂い始めた感じがする。要警戒」と心境を綴った。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
NHKアイテック不祥事など調査結果を今週公表
安保法制争点に民主は群馬で候補を 山本議員
ダブル選は参院議員には『一種の神風』 元閣僚
慰安婦問題「総理の判断は正しい」元閣僚
来夏の参院選挙「隠れた争点」

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事