広告を見てくれたら謝礼金を支払う新Webブラウザ「Brave」スタート

2016年4月5日 16:08

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Mozillaの共同創設者の一人となるBrendan Eichが立ち上げた新ブラウザプロジェクト「Brave」が本格的に始動する(businessnewslinePCWorldSlashdot)。

 BraveはAdblock機能を標準搭載するWebブラウザ。ただし、独自の広告モデルも導入しており、広告を見てくれた人に対して、広告収益の15%を提供するというビジネスモデルを導入している。ユーザーへの支払いはビットコインで行われるとのこと。

 広告を一切表示しないことも可能。広告を表示するというオプションを選択した場合には、その広告掲載で得られる収益の15%をBraveの運営会社が、55%が閲覧サイトのパブリッシャーが、15%が広告代理店が、そして残りの15%をユーザーに配布を行う。支払いを受ける場合には、メールアドレスや電話番号を登録するなどの身元を確認する必要がある。しない場合は、パブリッシャーに資金供与されるとしている。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | 広告 | インターネット

 関連ストーリー:
ドイツでAdblock Plusは合法という判決、5度目 2016年04月05日
PC向けのOpera開発者版、ネイティブの広告ブロック機能を搭載 2016年03月13日
New York Times、広告ブロックツールブロックをテスト導入へ 2016年03月11日
米Yahooが広告ブロックユーザーの一部に対し、Yahoo Mailへのアクセスをブロック 2015年11月23日
スノーデン曰く「広告ブロックはユーザーの義務」 2015年11月17日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事