東京・銀座線で突如始まるファッションショー「ザ ハプニング」- 気鋭5ブランドが参加

2016年4月2日 19:30

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記事提供元:ファッションプレス

「ザ ハプニング(THE HAPPENING)」が、銀座線構内及び電車内で開催。日常生活で突如捲き起こるファッションショーに驚く人々、撮影する人々、無関心な人々など様々な心象が現れるイベントとなった。


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「神秘的な隠れて見えない力」の現象を意味する”オカルト”をテーマに開催された「ザ ハプニング」。イベントに参加したブランドは、順不同にコウシロウエバタ(KOSHIRO RBATA)、メグミウラ(MEG MIURA)、タクマ(TAKUMA)、タケシサトウ & クニオコウザキ(TAKESHI SATO & KUNIO KOHZAKI)、モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)の5つ。記事では、2ブランドをピックアップして紹介する。


「螺旋 -SPIRAL」をテーマに、近未来の世界に起こる変化を洋服に込めたのは、コウシロウエバタ。定住型の生活様式や大量消費社会の終焉などに思いを馳せ、まるで過去に戻るような感覚とそれでも前に進む感覚を「螺旋」という形状に見せたのだ。全身に施されたプリーツや、テーマを直接的に反映したヘッドギア、体を覆うレザーのモチーフなど、視覚的にメッセージを具現化した。


メグミウラは、「和」という言葉に注目。"日本の古い名"と"計算の結果"の意味を持つこの言葉から、「日本文化の計算」をコンセプトに、伝統様式を自由に“計算”し、現代衣服に落とし込んだコレクションを展開した。ダークトーンで統一されたパレットに、真紅が生えるバランス。蛇腹のように寄せられた厚手のファブリックは、ポンチョやコート、パンツに姿を変えた。



※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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