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全日空のシステム障害、シスコ製スイッチの「初めて確認された」不具合が原因
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 3月22日に全日空のシステムで障害が発生し、搭乗手続きなどが行えなくなるという問題が起きた。この原因が、Cisco Systemsのイーサネットスイッチの故障だったことが公表されている(日経ITpro)。
このシステムではスイッチの故障時にその旨を伝える信号が発信されるはずだったが、それが正しく機能しなかったために故障を検知できず、予備機への切り替えが行えなかったという。また、スイッチは完全に故障したわけではなく、不安定な状態で動作していたようだ。
問題が発生したスイッチは「Catalyst 4948E」で、今回のような不具合は初めて確認されたとのこと。代替機に交換したことでシステムを復旧できたという。なお、全日空では2013年2月にシステムの刷新を行っているが、それ以前の2007年にもCiscoのスイッチが原因による大規模なシステム障害が発生していた。
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