トラブルが相次ぐiOS 9.3

2016年3月31日 19:31

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 Appleが21日にリリースしたiOS 9.3でトラブルが相次いでいるようだ(Register)。

 最初に問題となったのは、古いiOSデバイス(iPhone 5s以前/iPad Air以前)をiOS 9.3にアップデート後、デバイスの設定時に入力したApple IDとパスワードを入力しなければアクティベーションできない点だ。そのため、Appleでは該当デバイスへのiOS 9.3アップデートの提供を一時中断していた。続いて、iPad 2(GSMモデル)で「アクティベーションサーバーが一時的に利用できない」といったメッセージが表示され、アクティベーションが実行できないという問題も発生した。

 iPad 2の問題については、24日にリリースされたビルド13E236で修正され、28日にはApple IDの問題を修正したビルド13E237がリリースされた。ビルド13E237では、デバイスの設定時に使用したApple IDではなく、現在使用しているApple IDを要求するようになっているとのこと。これに伴い、影響を受けるデバイスへの提供も再開された。

 また、Safariやメッセージ、メールなどのアプリでリンクをタップしてもリンク先に移動せず、リンクをロングタップするとアプリがクラッシュするといった問題も発生している。報告はiPhone 6s/6s Plusのユーザーから多く出ているが、古い端末でも発生しているようだ。

 現在のところAppleからは何も発表されていないが、Webサイトに関連付けられたアプリをリンクから直接起動できる「ユニバーサルリンク」の仕組みが原因になっているとみられている。問題はすべてのデバイスで発生するわけではなく、特定のアプリをインストールした場合にのみ発生するようだ。たとえば、問題の発生していないデバイスに「Booking.com」アプリをインストールすると、問題が発生するようになることが確認されている。

 この問題はiOS 9.3のリリース後に報告が急増しているが、ユニバーサルリンク自体はiOS 9で導入されたもので、iOS 9.2.1などでも問題が報告されているとのことだ。

 スラドのコメントを読む | アップルセクション | アップグレード | バグ | iOS | IT

 関連ストーリー:
iPhone 6sで時刻やタイムゾーンを変更するとバッテリー残量が更新されなくなる不具合 2016年01月20日
Apple、OS X 10.10で採用されたdiscoverydを廃止へ? 2015年05月29日
次期iOSは安定性とパフォーマンスの強化が中心のリリースになる、との噂 2015年02月12日
Apple製ソフトウェアの品質は急落している? 2015年01月07日
iOS 8.0.1に不具合、Appleが問題を修正したiOS 8.0.2をリリース 2014年09月26日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事