ドコモなど4社、コミュニケーションぬいぐるみ「ここくま」を開発

2016年3月31日 04:46

印刷

「コミュニケーションパートナー ここくま」(NTTドコモ発表資料より)

「コミュニケーションパートナー ここくま」(NTTドコモ発表資料より)[写真拡大]

 ドコモとイワヤ、バイテックグローバルエレクトロニクス、ムーアドールの4社は30日、離れて暮らす家族と連絡が取れるぬいぐるみ型のコミュニケーションロボットを共同で開発、7月の発売を予定していることを発表した。製品名は「コミュニケーションパートナー ここくま」。価格は3万4,800円(税抜き)。発売はイワヤが行う。

 ぬいぐるみの両手に1つずつボタンが付いており、左手に内蔵されたボタンを押しながら話しかけると離れて暮らす家族のスマートフォンなどに音声メッセージを送ることができる。また、右手に内蔵されたボタンを押すと、離れて暮らす家族がスマートフォンの専用アプリに吹き込んだ音声メッセージが聞ける。離れて暮らす家族は、送ったメッセージが再生されたか、されなかったかをスマートフォンなどの専用アプリから確認でき、見守りにも利用できる。

 さらに、人感センサーを搭載しており、人が近づくと天気や季節の話題のほか、利用者の名前で呼びかけたり、誕生日をお祝いしたりするなどの機能もある。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事