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IHI、ミャンマーにコンクリート事業の合弁設立―社会基盤の建設需要見込む
IHIとミャンマー建設省道路局(DOH)との合弁会社の工場完成予想図(IHIの発表資料より)[写真拡大]
IHIは28日、アジア太平洋地域統括会社のIHIアジア・パシフィックが、ミャンマー建設省道路局(DOH)との合弁会社「I&H Engineering Co.,Ltd」を設立したと発表した。合弁会社では、経済成長に伴う社会基盤の建設需要を見込み、コンクリート橋桁、プレストレストコンクリート(PC)杭、建設資材などを製造する計画という。
同社によると、合弁会社の設立日は2月8日。資本金は1,223万8,500ドル(約14億円)で、IHIアジア・パシフィックが60%、ミャンマー建設省道路局が40%出資する。事業内容としては、コンクリート製品(橋梁、コンクリート建材、PC杭など)の製造・供給を手掛ける。
今後、プレストレストコンクリート製品の新工場建設を開始し、2017年3月に稼働予定。年間生産能力は、5万~7万トンとなる見込み。
ミャンマーは日本と同じく地震国であり、高強度のコンクリート製品への潜在需要は高いと見られることから、日本で培ったIHIグループのコンクリート技術を活用していくという。
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