盗難クレジットカードの換金に悪用されるゲームのシリアルコード転売

2016年3月27日 21:38

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 盗んだクレジットカード番号で大量購入したゲームのシリアルコードを安値で転売し、換金する行為が海外で問題になっているそうだ(AUTOMATONの記事)。

最近では、中小のオンラインゲーム販売サイトがこういった不正クレジットカード利用で被害を受けるケースが増えているという。不正発行のシリアルコードはその後無効化されることもあり、知らずに購入した消費者も被害を受けることになる。

ゲームのシリアルコード売買についてはすでにその仲介を行うサイトが複数存在し、一定の需要がある。建前としてはゲームメーカーによる「希望小売価格」の縛りがないためシリアルコードを安く販売できるとされているが、グラフィックボードなどにバンドルされているゲームのシリアルコードや、何らかの事情で大量に安価で流通されるようになったシリアルコード、宣伝目的で関係者やライター、プレスなどに提供したシリアルコードなどが売買されることもある。セール時にシリアルコードを大量購入し、セール後に購入時より高い価格で転売するといったことも行われているようだ。

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