東京アニメアワードフェスティバル、357作を未審査のまま終了

2016年3月24日 10:38

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記事提供元:スラド

  日本動画協会および東京アニメアワードフェスティバル実行委員会が主催、東京都が共催する東京アニメアワードフェスティバル2016で、世界中から集められた530件の短編アニメ作品のうち357作品が審査されないまま終了したそうだ(BuzzFeed音喜多俊・東京都議会議員のブログ)。

 イベント運営側での内輪もめや、それによって生じた担当者解任によって応募された作品が審査できない状況になっていたことが原因だという。

 なお、2月にはこの問題を報じたアニメ関連情報サイト「おたぽる」に対し、日本動画協会が記事削除や多額の損害賠償を求める通告書を送るという騒動もあった。

 共催する東京都の担当者はおたぽるの取材に対し、問題はないとの主旨の発言をしている。また、日本動画協会はBuzzFeedの取材申込みに対し「早口でわからない」「メールでの取材は受け付けない」などとしてFAXで質問への回答を拒否したという。

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