トモダチ作戦参加の米艦艇には今でも低レベルの放射性汚染が残っている

2016年3月19日 13:45

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 2011年3月の福島第一原発事故後、米国の艦艇が「トモダチ作戦」として救援活動に参加した。Stars and Stripesによると、この参加艦艇16隻には今でも低レベルの放射性汚染が残っているという。

 参加後米軍は放射性物質の清掃を行ってきたが、換気装置やエンジンユニット、ジェネレータ部分に一部残っていたとしている。米海軍はStars and Stripesの取材に対し、低レベル放射能汚染が残っている場所は通常は近づきにくい部分でアクセスも制限されているとし、乗組員やその家族、保守担当者に健康上の懸念をもたらすものではないとしている。また、汚染箇所での作業に関しては、厳格な安全手順に従うことを労働者に課しているとしている(Slashdot)。

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