関連記事
中国政府、Uberなどの乗車共有サービスに対する規制を検討中
あるAnonymous Coward 曰く、 中国の交通運輸部部長(日本の国土交通大臣に相当)であるYang Chuantang氏が、UberやDidi Kuaidiといった乗車共有サービスに対し反競争的だと苦言を呈したという(THE STACK、South China Morning Post、Slashdot)。
特定の企業が短期間で多くのシェアを占めるのは不公正であり、またタクシー業界に取ってよろしくないというもの。Didi Kuaidiは中国のアリババおよびテンセントが資本となっている乗車共有サービス企業。
中国でUberとDidi Kuaidiは熾烈な価格競争を繰り広げており、Uberも年間10億ドル以上の損失を出している。また、乗車共有サービスによりいわゆる白タクが急増した結果、タクシー運転手からも抗議を受けるレベルになっているそうだ。
中国政府はタクシーや自家用車のレンタルサービスの両方をカバーする法案を検討中であるほか、外資系のサービスに対する国内での規制強化を進めている。Uberがこれ以上投資しても中国市場での生き残りは困難なのではないかとみられている模様(THE STACK、Slashdot)。
スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | インターネット | 中国
関連ストーリー:
中国バイドゥ、自動運転車の試験走行に成功したと発表 2015年12月16日
米タクシー業界がUberの扱いは不公平だとしてNY市を提訴 2015年11月25日
配車サービスを行う米Uber、新法案によりカンザス州から撤退させられる 2015年05月11日
米Uberが福岡市で行っていた配車実験、国交省から中止するよう指導を受ける 2015年03月05日
ボルボの中国製自動車、来年から米国への出荷開始へ 2014年06月20日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク