シャープ、薬剤なしで蚊を捕獲する空気清浄機「蚊取空清」を発表

2016年3月18日 06:15

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プラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清」(シャープ発表資料より)

プラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清」(シャープ発表資料より)[写真拡大]

 シャープは17日、世界で初めてという薬剤を使わずに蚊を捕獲する機能を搭載したプラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清」を4月23日から発売すると発表した。価格はオープン。

 蚊による病原体の媒介が世界的に社会問題となっているなか、同社は2015年9月からASEAN各国で発売している蚊取り機能搭載の空気清浄機を国内向けにも発売することにした。同製品は、蚊が好むという紫外線を発光するUVライトを搭載し、さらに本体色をブラックにして複数の小窓を設けることで蚊を呼び寄せる。そして、近づいた蚊を空気清浄する気流で吸い込み、粘着式の「蚊取りシート」で捕獲するのだという。

 薬剤を一切使わないので安全なため小さな子どもや高齢者、ペットのいる家庭などで幅広く使用できる。蚊を捕獲した粘着式「蚊取りシート」は、2つに折りして簡単に捨てられる。高濃度プラズマクラスター7000として使用する場合の床面積の目安は約14畳。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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