米オバマ政権、政府でのオープンソースソフトウェア利用推進計画を明らかに

2016年3月17日 21:33

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 米オバマ政権は、政府機関で使われるソフトウェアのオープンソース化を推進する計画を明らかにしたそうだ(CIOホワイトハウス公式ブログTechCrunchSlashdot)。

 政府機関内で使われているソフトウェアのコードを共有することでソフトウェア開発や運用の効率を上げることが目的だという。すべてのコードを公開するというわけではないようだが、新たに開発されるコードは原則としてオープンソースソフトウェアとして公開するという。現在米政府はこのドラフト案について意見を募集している。

 米政府CIOのTony Scott氏はホワイトハウスの公式ブログで、必ずしもすべてのコードを公開すべしという政策ではないとしつつ、一部のコード公開でも今後の興味深いユースケースが生まれ育ち、新しいビジネスすら生まれるだろう、と述べている。

 スラドのコメントを読む | オープンソースセクション | オープンソース | アメリカ合衆国 | 政府

 関連ストーリー:
米NSA、オープンソースのセキュリティー管理プラットフォーム「SIMP」を公開 2015年07月19日
米国土安全保障省、オープンソースソフトウェアのコードをテストするサービスを開始 2014年08月01日
GitHub で政治のバグは退治できるか? 2014年06月06日
韓国政府、オープンソースソフトウェアをもとにした独自OSの開発へ 2014年03月27日
Oracle、「オープンソースを使うとコストが上がる」などと主張 2013年10月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事