米国の大学ではどのようなテキストが使われているのか

2016年3月16日 11:34

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 さまざまな大学のシラバス情報を集める「Open Syllabus Project」が、授業で使われるテキスト(課題図書)などの情報を検索できる「Open Syllabus Explorer」を公開した(LifeHacker)。これを使って、大学で多く使われているテキストを集計した結果がWashington Postなどで紹介されている(クーリエ・ジャポン)。

 Washington Postでは全米の大学およびアイビー・リーグ(名門私立大学8校)を対象に集計した結果を紹介しており、アイビー・リーグのトップ10は下記のようになっている。

 国家(プラトン) 
 文明の衝突(サミュエル・P・ハンチントン) 
 英語文章ルールブック(ウィリアム・ストランク・Jr.ほか) 
 リヴァイアサン(トマス・ホッブズ) 
 君主論(ニッコロ・マキアヴェリ) 
 アメリカの民主政治(DE・アレクシス・トクヴィル) 
 正義論(ジョン・ロールズ) 
 バーミンガム刑務所からの手紙(マーティン・ルーサー・キング・Jr.) 
 自由論(ジョン・スチュアート・ミル) 
 つきあい方の科学(ロバート・アクセルロッド) また、全米の大学を対象にしたトップ10は下記のようになっている。

 英語文章ルールブック(ウィリアム・ストランク・Jr.ほか) 
 国家(プラトン) 
 Biology(Neil Campbell) 
 共産党宣言(カール・マルクス) 
 Ethics(アリストテレス) 
 君主論(ニッコロ・マキアヴェリ) 
 リヴァイアサン(トマス・ホッブズ) 
 オイディプス(ソポクレス) 
 フランケンシュタイン(メアリー・シェリー) 
 A Manual for Writers of Term Papers, Theses, and Dissertations(Kate L. Turabian) スラドのコメントを読む | 教育 | アメリカ合衆国

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