SeagateでもCEOを装ったメールによる個人情報流出が発生していた

2016年3月9日 21:22

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 先日、Snapchatの従業員がCEOを装ったメールにだまされ、従業員や元従業員の個人情報を外部に送信してしまう事件が話題となったが、Seagateでも同様の事件が3月1日に発生していたそうだ(Krebs on SecurityRegisterBetaNewsArs Technica)。

 Seagateから流出したのは2015年の源泉徴収額などが記載されたForm W-2で、詐欺メールを正規の社内連絡だと思った従業員が外部に送信したという。具体的な数字は明らかにされていないが、2015年に米国で勤務していた従業員および元従業員全員が対象となっており、合計数千人分に及ぶとのこと。

 影響を受けた従業員らに対しては、Seagateが最低2年間のProtectMyIDサービスを購入して提供する。ただし、ProtectMyIDはクレジットカードの不正利用などを監視するサービスで、税金の不正還付については対象外となっている。

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