NECモバイル、会社清算へ。携帯端末事業はNEC本体に統合

2016年3月2日 23:51

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 NECが子会社のNECモバイルコミュニケーションズを3月24日付で解散すると発表した(ITmediaRBB Today)。

 同社は2009年にNECおよびカシオ計算機、日立製作所の携帯端末事業を統合して生まれた「NECカシオモバイルコミュニケーションズ」が前身。2013年にはNECが完全子会社しNECモバイルコミュニケーションズとなった。

 スマートフォンからは撤退、従来型携帯電話専業のメーカーとして活動。2014年度実績は売上高約230億円、出荷台数は約75万台とのことだが、「独立会社として運営するには非効率な事業規模」として、携帯端末事業のNEC本体への統合を決めたという。

 端末としては「N-04B」や「N-01C」、「MEDIAS N-04C」、「MEDIAS LTE N-04D」などをドコモに、「G'zOne TYPE-X(CDMA CAY01)」などをKDDIに、「MEDIAS CH SoftBank 101N」などをソフトバンクに提供していた。

 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | ビジネス | 携帯電話

 関連ストーリー:
NEC、スマートフォン事業からの撤退を正式発表 2013年08月01日
NECが携帯電話事業から撤退するとの報道 2013年03月29日
NEC カシオ、海外向けスマートフォンのコンセプトモデルを発表 2012年02月24日
NEC、カシオ計算機、日立製作所の3社が携帯電話端末事業を来春に統合 2009年09月15日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事