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SNSからの情報流出は他人事でない?不安と対策の実態は?
マクロミルは、全国の15歳から59歳までの男女を対象に、「SNSからの個人情報流出に関する意識調査」を実施した[写真拡大]
マクロミルは、全国の15歳から59歳までの男女を対象に、「SNSからの個人情報流出に関する意識調査」を実施した。
LINEやFacebook、TwitterにInstagram。SNSが年々普及拡大している中、ユーザーはセキュリティに対してどのような意識を持っているのだろうか。
直近1年以内に利用したコミュニケーション手段について聞いたところ、年代別にみると、全年代でLINEが浸透しており、10代93%を筆頭に、20代30代で1位、40代で2位、50代でも4位に入っている。Twitterは10代20代など若い世代に浸透。Facebookは20代30代で5位にランクインしているものの利用率は25~26%に留まっており、10代にはあまり浸透していないことも明らかになった。一方、40代50代では固定電話の利用者も根強く残っていることがわかった。
SNSのセキュリティや情報流出への不安の有無を聞いたところ、アカウントを持っているSNSに対し、全体の半数を超える55%が「不安を感じる」と回答している。特に若い世代ほど、不安を感じる人が多く、10代では68%にのぼっている。
しかし、その一方で、情報流出を防ぐ工夫を“何もしていない”人は38%と、3人に1人はパスワードをかける等の対策を何もとっていないことがわかった。その割合は年代が高いほど大きく、50代では約半数の47%が何もしていない。ただ、実際にSNSから情報流出したことがある人はわずか2%である。
他人(家族、恋人、友人知人)の携帯電話を、持ち主に「無断で見た」ことがある人は23%、自分の携帯電話を「無断で見られた」と感じたことがある人は13%。男女別にみたところ、女性は32%と男性14%の約2.3倍もいることがわかった。一方で、見られたと感じたことのある人の割合は男女間でそれほど差がなく、気づかずに携帯電話を見られているのは男性のほうが多いといえそうだ。
また、携帯電話を無断で見たことのある人のうち、18%が浮気を発見したことがあると回答した。これは6人に1人に当たる数字である。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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