エレコム、無線ルーターの活用範囲を広げる中継器

2016年3月2日 06:31

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無線LAN中継器「WTC-733HWH2」(エレコム発表資料より)

無線LAN中継器「WTC-733HWH2」(エレコム発表資料より)[写真拡大]

 エレコムは1日、無線ルーターからの電波を中継し、Wi-Fiの利用範囲を拡大できる無線LAN中継器「WTC-733HWH2」を3月下旬から発売すると発表した。価格は7,040円(税抜き)。

 同製品2台を使った中継も可能で、より遠くまで電波を届けられる。これにより、無線ルーターから距離が離れたところや、鉄筋の建物、お風呂、トイレなど無線ルーターの電波を通しにくい場所でもWi-Fiが利用できるようになる。

 無線規格「IEEE802.11ac」対応、11ac無線ルーターと組み合わせて最大433Mbps(理論値)の高速Wi-Fi通信が可能。幅広い機器で利用が可能な「11n/g/b」にも対応し、SSIDを切り替えて中継が可能。ユニバーサルリピータ方式を採用しており、他社製Wi-Fiルーターとの組み合わせでも使用できるという。

 また、使用環境に応じて自動的に最適な状態で通信できるようにする4つの中継モードを搭載。2.4GHz帯または5GHz帯のいずれかのみを中継する「シングルモード」、両方の帯域を中継する「デュアルモード」、一方の帯域の電波をもう一方の帯域の電波に変換して中継する「クロスバンドモード」、および通信状態が良い方の帯域の電波を自動選択して中継する「Optimizeモード」の4つ。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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