Microsoft、200ドル以下のWindows 10スマートフォン「Lumia 650」を発表

2016年2月18日 16:02

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 Microsoftは15日、Windows 10 Mobile搭載スマートフォン「Lumia 650」を発表した。デュアルSIM対応の「Lumia 650 Dual SIM」も用意される(Microsoft Devices BlogVergeNeowinRegister)。

 Lumia 650/650 Dual SIMは5インチディスプレイ(HD720)にクアッドコアのQualcomm Snapdragon 212(1,300MHz)を搭載。カメラは8メガピクセル/5メガピクセル(メイン/フロント)で、RAM 1GB、内蔵ストレージ16GB、200GBまで対応のmicroSDスロットなどを備えている。筐体にはソリッドアルミニウムフレームを採用し、バックカバーは交換可能だ。本体サイズは142mm×70.9mm×6.9mmで、重量は122g。スペック表には特に記載されていないが、CPUのスペックからみてContinuumには対応しないとみられる。

 対応ネットワークはGSM 850/900/1,800/1,900MHz、WCDMA Band 1/5/8、LTE FDD Band 1/3/7/8/20となっており、Lumua 650 Dual SIMはさらにWCDMA Band 2/4、LTE FDD Band 2/4/5/28、TD-LTE Band 38/39/40/41にも対応する。

 2,000mAhのバッテリーは交換可能で、充電端子はMicro-USB。最大待ち受け可能時間は26日、最大通話可能時間はLumia 650が16時間(4G)、Lumia 650 Dual SIMが13時間(3G)/16時間(2G)となる。

 米国での希望小売価格は税別199ドル程度とのこと。既に英国、イタリア、ドイツ、フランスのMicrosoftストアでは予約受付中で、2月18日出荷予定となっている。価格は英国で159.99ポンド、イタリアで239ユーロ、ドイツ/フランスでは229ユーロ(すべて税込)。

 Microsoftはスマートフォンも「Surface」ブランドに統一し、Lumia 650は最後のLumiaになると噂されていたが、どうなるだろうか。

 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | ビジネス | ハードウェア | マイクロソフト | 携帯電話 | Windows

 関連ストーリー:
Canonical曰く、多くのAndroid端末メーカーがUbuntuを今後採用する 2016年02月14日
VAIO、Windows 10 Mobile搭載SIMフリースマートフォンを4月に発売 2016年02月04日
端末メーカーやキャリア経由ではなく直接配信されるWindows 10 Mobileのアップデート 2015年12月15日
IDC予測、今後Windowsスマートフォンのシェアが大きく伸びることはない 2015年12月11日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事