関連記事
米政府による暗号化通信に対する規制は無意味?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 FBIはテロ対策を名目に暗号化通信に情報機関向けのバックドア設置を義務付けるよう政治家や企業に対して働きかけていた。しかし、ハーバード大学の研究によると、こうした法制化は企業の海外逃亡を促すだけだという(DailyDot)。
たとえば、暗号化通信を手がけるSilent Circleは、米政府のこうした動きを嫌って2014年にカナダへ脱出。オープンソースプロジェクトなどは、バックドアを否定するオランダのような国に拠点を移す動きもあるそうだ。暗号化は世界的な学問であり、新たな暗号化規格は米国以外から提案されることが多い。このため、暗号化を米国が規制してコントロールすることは不可能だとしている(Slashdot)。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | 暗号
関連ストーリー:
米AT&T、NSAのネット傍受活動に極めて協力的でとりわけ支援に意欲的な立場であったことが判明 2015年08月20日
FBI長官、スマートフォンのプライバシ保護機能強化にご立腹 2014年10月01日
乱数生成アルゴリズム「Dual_EC_DRBG」にバックドアの恐れがあるとして注意を呼びかけ 2013年09月25日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク