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日米の注目経済指標:日本の10-12月期GDP大幅悪化の場合、円買い継続も
*14:54JST 日米の注目経済指標:日本の10-12月期GDP大幅悪化の場合、円買い継続も
2月15日-19日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
■15日(月)午前8時50分発表
○(日)10-12月期国内総生産速報値-予想は前期比年率-0.7%
参考となる7-9月期は前期比年率+1.0%。10-12月期は個人消費伸び悩み、中国経済の減速、やや低調な設備投資などを考慮すると、前期比年率でマイナスとなる可能性が高いと予想される。財・サービスの成長率はプラスを維持する可能性があるが、低い伸びにとどまる見込み。
■17日(水)午後11時15分発表予定
○(米)1月鉱工業生産-予想は前月比+0.3%
参考となる12月実績は前月比-0.4%で予想を下回った。ドル高や在庫投資の減少、原油安などの影響で事業会社が投資を削減したことが下押し要因となった。1月については、鉱業関連の削減が続いていることや製造業の停滞などを考慮すると、予想を下回る低い伸びにとどまる可能性がある。
■18日(木)午前8時50分発表予定
○(日)1月貿易収支-予想は-6466億円
1月は輸出額の減少が予想されることから、貿易収支は赤字となる見込み。ただし、1月上中旬の貿易赤字額は前年同期比-26.4%だったことから、今年1月の貿易赤字額は前年同月の1兆1738億円の赤字を大幅に下回る見込み。
■19日(金)午後10時30分発表予定
○(米)1月消費者物価コア指数-予想は前年比+2.1%
参考となる12月実績は前年同月比+2.1%だった。家賃や交通サービスなどの価格上昇が要因。この傾向は1月以降も続いており、1月のコア指数の上昇率は12月実績と同水準になる可能性がある。
その他の主な経済指標の発表予定は、17日(水):(日)12月機械受注、(米)1月住宅着工件数・住宅建設許可件数、(米)1月生産者物価指数、18日(木):(米)1月景気先行指数。《FA》
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