関連記事
大型ハドロン衝突型加速器(LHC)、放置された大量のケーブルがアップグレードの障害に
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)はアップグレード計画が進められているが、それに向けての大きな障害が発生しているという。それは、新しいケーブルを収納するためのスペースが足りないことだという(MOTHERBOARD、Slashdot)。
過去のアップグレード作業では、ケーブル類が更新されても古いケーブルがそのまま残されることが多かったそうで、その数は9000本に及ぶとしている。こうした古いケーブルがスペースの多くを占有しているため、新規の敷設が困難になっているそうだ。
LHCは複雑な構造であるため、不要なケーブルだけを取り外すのは困難であるようだ。無理にやろうとすると間違って正常なケーブルを取り外してしまう危険もある模様。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス
関連ストーリー:
ミニブラックホールは宇宙を滅ぼす可能性がある? 2015年08月05日
CERNの大型ハドロン衝突型加速器、アップグレードを経て再稼動開始 2015年04月07日
外周80~100kmの超大型ハドロン衝突型加速器 2013年11月18日
CERN、「ヒッグス粒子」らしきものを発見したと発表 2012年07月04日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク