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米海軍、戦艦で牛脂を原料とするバイオ混合燃料を使用へ
headless 曰く、 米海軍は米農務省(USDA)の協力により、バイオ混合燃料を使用したミサイル駆逐艦USS Stockdaleを出港させたそうだ(ニュースリリース、San Diego Union-Tribune、NavyTimes.com、Scout)。
バイオ燃料の使用はUSS John C. Stennis Carrier Strike Group (JCS CSG)の配備に伴って海軍省が開始したGreat Green Fleet (偉大な緑の艦隊)の一環で、エネルギー効率を向上させ、代替エネルギーを使用することで戦闘能力と作戦の柔軟性を高める狙いだ。JCS CSGの他の戦艦にもバイオ混合燃料が給油されるという。
使用するバイオ燃料は中西部の農場や牧場から提供された廃棄物の牛脂を原料として作られており、石油燃料と混合して使用する。海軍の規定により、新燃料にはエンジンや運搬設備、運用手順などを一切変更せずに使用できることが求められたとのこと。
海軍は2011年に50:50のバイオ混合燃料を1ガロン当たり15ドルで購入して批判されたが、今回のバイオ混合燃料は1ガロン当たり2ドル19セント(USDAの補助により購入費は2ドル5セント)となっている。現在のバイオ燃料配合率は10%だが、海軍では2020年までに50%を目指すとのことだ。
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