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元米国防長官ドナルド・ラムズフェルド氏による「チャーチル・ソリティア」ゲーム、iOS向けにリリース
headless 曰く、 米国の元国防長官、ドナルド・ラムズフェルド氏が開発に参加したというiOS向けのゲームアプリ「Churchill Solitaire」がAppStoreで公開された(Churchill Solitaire — The History、プレスリリースPDF、FAQ PDF、Wall Street Journal、Mashable)。
このゲームは2組のトランプを使用するソリティアゲームで、第2次世界大戦時にイギリスの首相を務めていたウインストン・チャーチルが戦時中、長い夜に意識をはっきりと保つためにプレイしていたという。1943年、ナチ占領下のベルギーから英国に亡命していた外交官、André du Staercke氏がチャーチルからルールを学ぶ。
1973年、ベルギーの高官となっていたdu Staercke氏は、米国のNATO大使としてベルギー・ブリュッセルのNATO本部に駐在していたラムズフェルド氏にルールを教える。その後40年にわたり、このゲームをラムズフェルド氏は繰り返しプレイしてきたとのこと。
ラムズフェルド氏はコードが書けないだけでなく、コンピューターのこともよく知らないという。ただし、開発者にルールを教えただけでなく、18か月の開発期間を通じて152本のベータ版の大半をレビューし、ユーザーが真の「チャーチル・ソリティア」を体験できるアプリとなるようアドバイスしたとのこと。
アプリはチャーチル家の遺産を管理するChurchill Heritage Ltd.,からライセンスを受け、チャーチルの映像などを数多く使用。プレイヤーのレベルは士官候補生から始まり、英首相になるまでのチャーチルの歩みをなぞったものとなっている。現在のところiOS版のみが公開されているが、Android版も公開予定とのことだ。
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