AMD、ベンチマークソフト「SYSMark 2014」に対し不満を述べる

2016年1月26日 13:21

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 AMDがライバルIntelのマシンと比較実験を行って、ベンチマークソフトの出す結果を糾弾するムービーを公開した。その中でAMDは「間違ったベンチマークテスト」が存在し、これは大きな自動車会社の性能テスト結果のような不正を引き起こしていると主張している(GIGAZINE)。

 AMDが問題である指摘しているベンチマークテストは「SYSmark 2014」。動画内ではIntel製CPUを搭載するノートPCとAMD製CPUを搭載するノートPCについて、「PCMark 8」で比較すると大きな差はないにもかかわらず、SYSmark 2014で比較するとスコアに大きな差が出ると説明している。

 この差は、SYSmark 2014ではCPUの演算能力のみを考慮して性能スコアを提示するのに対し、PCMark 8ではCPU、GPU、GPUサブコンポーネントシステムなどCPU以外の能力を考慮した上で総合的な性能スコアを表示するためだという。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | AMD

 関連ストーリー:
AMD、「Bulldozer」CPUのコア数表記は誇大広告だとして訴えられる 2015年11月09日
NVIDIA GTX970の性能低下/「スペック修正」問題、集団訴訟へ 2015年02月25日
12 コアの ARM クラスタシステムは、Intel Atom や AMD Fusion の性能を超えた!? 2012年06月20日
AMD、ベンチマークソフトが信頼できないとして、BAPCoから脱退 2011年06月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事