普天間基地を抱える沖縄県・宜野湾市の市長選挙、期日前投票8千人超え

2016年1月22日 17:04

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記事提供元:エコノミックニュース

 菅義偉官房長官は21日夕の記者会見で、普天間基地を抱える宜野湾市の市長選挙の期日前投票が多いことへの受け止めを聞かれ「多くの方に政治に関心を持って頂いて投票に行って頂いているということは望ましいことだ」と語った。

 宜野湾市の選挙人名簿登録者数は7万3593人(16日現在)。すでに21日現在、8037人が期日前投票をしており、前回の市長選挙に比べ、約7000人多い。この変化をどう読むか。現職、新人陣営とも、23日選挙運動期間が終わるまで、必死の訴えが続くことになる。投開票は24日。選挙結果が普天間飛行場の名護市辺野古への代替施設建設進捗に影響を与えることは避けられない。

 また菅官房長官は株価続落についての受け止めを聞かれ「年明け以降、中国、米国での株式市場や原油価格の下落などで、日本の株価も変動しているのだと思う。しかし、全体として世界経済は、緩やかに回復をしている」と改めて、世界経済は「緩やかに回復している」状況にあるとの認識を示した。また「緩やかな回復は今後も続くとみている」とした。

 菅官房長官は「市場の変動に右往左往することなく、政府としてはG7など国際社会と連携しながら内外情勢を注視し、可決成立した補正予算を速やかに実行していくことが大事だと思っている」と語った。(編集担当:森高龍二)

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