Microsoft、プリペイド型の「Microsoft SIM」を提供する計画

2016年1月13日 22:42

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 Microsoftがフランス・Transatelと提携し、Windows 10搭載ノートPC/タブレットPC向けにプリペイド型モバイルデータ通信サービスの提供を計画しているそうだ(TranstelThe RegisterThe VergeSoftpedia)。

 Transtelは欧州を中心に世界で38の国や地域をカバーする「SIM 901」というSIMカードを提供しており、2016年第1四半期の終わりまでに50の国や地域へ拡大する見込みだという。MicrosoftではSIM 901を利用した「Microsoft SIM」を提供し、Windowsストアから通信時間を購入できるようにする予定らしい。プリペイド型なので契約は必要なく、必要な時に必要なだけ使用できる。MicrosoftアカウントでWindowsストアに支払方法を登録していれば、その都度クレジットカードなどを取り出す必要もない。

 Microsoftからはサービスに関する公式な発表は出ていないが、Windowsストアでは既に専用アプリ「Cellular Data」の提供が始まっている。アプリの説明には「特定の Windows 10 デバイスでのみ動作するように設計されており、Microsoft SIM カードが必要」と記載されているが、アプリに添付されているFAQではWindows 10デバイスと携帯端末、Microsoft SIMの組み合わせでも利用できるような記述になっている。

 なお、提供地域についてアプリの説明には「複数の市場で利用可能」としか書かれていないが、FAQによると利用できるのはフランス、英国、米国とのこと。今後ローミングに対応したプランも提供されるようだ。

 現在のところSIM 901のカバー範囲に日本は含まれていないが、日本でもMicrosoft SIMが使えるようになるのだろうか。

 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | マイクロソフト | Windows | 携帯通信 | お金

 関連ストーリー:
痛SIMを切り取らずに使用するテクニック 2016年01月07日
毎月500MBまで無料で利用できる格安SIM、雑誌付録として登場 2015年12月25日
「Apple SIM」、日本でも発売 2015年11月17日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事