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VHF-Low帯を使った新放送サービス「i-dio」、3月放送開始に向けて無料モニター募集中
あるAnonymous Coward 曰く、 地上アナログテレビ放送で使われていた電波帯の一部である「VHF-Low帯」を使った「V-Lowマルチメディア放送」が今年3月より開始されることはすでに報じられているが、この放送の受信に必要なチューナーを提供する無料モニターが1月13日より募集されるとのこと(AV Watch、発表資料)。
この新放送サービスは「i-dio」と呼ばれており、音声および交通情報データを放送する「アマネク・チャンネル」や音声放送「TS ONE」などが展開されるという。3月時点での放送エリアは東京、大阪、福岡県の北九州市および西部となるようだ。
V-Lowマルチメディア放送の受信には専用のハードウェアが必要となる。今回提供されるチューナーの利用にはiOSおよびAndroidスマートフォンが必要で、受信した情報を無線LAN経由でスマートフォンに転送し、専用アプリで視聴するという。募集されるモニターは5万人とのこと。
正直なところ、わざわざ無線LAN経由で転送するなら最初からインターネット経由での配信で良いのでは……と思ってしまう。先日同じく地上アナログテレビ放送で使われていた帯域の一部を使用するマルチメディア放送「NOTTV」が終了することが発表されたが、V-Lowマルチメディア放送の将来はいかに。
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