「べスパ」をジュエリーブランドBUNNEYがカスタマイズ - モッズカルチャーを現代的に

2016年1月12日 18:10

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記事提供元:ファッションプレス

ロンドンのジュエリーブランド・BUNNEY(バニー)が、スクーター「ベスパ(Vespa)」を特別にカスタマイズ。2016年1月16日(土)より、DOVER STREET MARKET GINZAを皮切りに限られたセレクトショップにて限定販売する。


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ベースとなったのは、べスパの中でも最も美しいとされるモデル「Vespa PX150」。カラーはBUNNEYオリジナルのグレーで、フロントと後部のライト部分には特徴的な925 シルバーのロゴがあしらわれている。このロゴはロンドンのワークショップにて手作業で加工されおり、”Assay Office”の英国ホールマークが打刻された最高に純度の高い銀を使用するというこだわりようだ。さらにテールランプ、ステップ、サイドミラー部分にはハンマーで叩いた表面の加工が施されているほか、シート部分はスコットランド製の最高級のレザーを採用している。


このカスタマイズされた「Vespa PX150」は、イギリスでムーブメントを巻き起こした若者”モッズ"からインスピレーションを受けて製作されたという。ライフスタイルや洋服、音楽、全てにおいて“新しさ”にこだわっていたモッズたち。スクーターまでファッションアクセサリーとみなしていた彼らは、競うようにオリジナル配色でペイントしたり、ラックを取り付けたり、ミラーやフォグランプなどをカスタムしたりしていたそうだ。そんなかつてのムードを残しつつも、上質さを兼ね備えた、個性的な一台に注目して。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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