11月の鉱工業生産、3か月ぶり低下―基調判断は「一進一退」で据え置き

2015年12月28日 11:43

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鉱工業生産・出荷・在庫・在庫率指数の推移を示すグラフ(経済産業省大臣官房調査統計グループ「鉱工業(生産・出荷・在庫)指数速報 平成27年11月分」より)

鉱工業生産・出荷・在庫・在庫率指数の推移を示すグラフ(経済産業省大臣官房調査統計グループ「鉱工業(生産・出荷・在庫)指数速報 平成27年11月分」より)[写真拡大]

 経済産業省が30日発表した鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)の速報値は、前月比1.0%低下の97.8だった。低下は3カ月ぶり。基調判断は、「一進一退で推移している」で据え置いた。

 業種別では、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業(医薬品を除く)、金属製品工業などが低下し、プラスチック製品工業、非鉄金属工業、その他工業などが上昇した。

 製造工業生産予測調査では、12月は前月比0.9%の上昇、1月は同6.0%の上昇を予測している。

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