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抗生物質「コリスチン」に対し耐性を備える細菌、イギリスでも発見される
記事提供元:スラド
近年では抗生物質などへの耐性を持つ細菌が問題になっているが、先月「最強の抗生物質」と言われる「コリスチン」でも殺せない細菌が中国で発見された(ハフィントンポスト)。このようなコリスチン耐性を持つ細菌がイギリスでも発見されたという(GIGAZINE)。
コリスチンは副作用が強いため人間に対してはあまり使われていなかったが、家畜に対しては広く利用されており、中国では大量のコリスチンが使われているという。コリスチン耐性を持つ細菌の登場はこういった背景があるようだ。なお、この細菌は加熱調理で殺菌できるため、人間に対する健康被害の可能性は現状では非常に低いが、コリスチン耐性を示す遺伝子がほかの細菌に取り込まれる危険性がある。
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