シェアを減らし続けるMicrosoft Edge

2015年12月22日 14:55

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 Windows 10の主要な新機能の一つであるMicrosoft Edgeだが、Microsoftのさまざま努力にかかわらず、Windows 10ユーザーにおける使用率は減少傾向が続いているようだ(ComputerworldWinBetaSoftpediaBetaNews)。

 Net Applicationsのデータでは、Microsoft Edgeのシェアが9月の2.4%から11月には2.81%まで増加している。しかし、9月の6.63%だったWindows 10のシェアが11月には9%まで増加しているため、Windows 10ユーザーのMicrosoft Edge使用率は36.2%から31.22%まで減少した計算になる。

 StatCounterでも傾向は同様で、9月~11月にMicrosoft Edgeは1.06%から1.23%まで増加し、Windows 10は7.64%から10.18%まで増加している。つまり、Windows 10ユーザーのMicrosoft Edge使用率は13.87%から12.08%まで減少していることになる。

 米国に限定しても同様の傾向がみられ、StatCounterのデータによればWindows 10ユーザーのMicrosoft Edge使用率は18.1%から17.7%に減少。米政府機関Webサイトへのアクセス解析を行うDigital Analytics Programのデータでも24.6%から22.4%まで減少しているとのこと。

 StatCounterの日本分データではMicrosoft Edgeのシェアが9月に1.32%、11月に1.34%となっており、そもそもほとんど増えていない。一方Windows 10は7.11%から9.53%まで増加しており、Windows 10ユーザーのMicrosoft Edge使用率は18.57%から14.06%まで大きく減少した計算になる。

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