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オリックス、米国の次世代大型蓄電池ベンチャーに出資
オリックスは、次世代大型蓄電池の研究開発・製造を手掛ける米ユニエナジー・テクノロジーズに出資した。(写真:オリックスの発表資料より)[写真拡大]
オリックスは21日、次世代大型蓄電池の研究開発・製造を手掛ける米ユニエナジー・テクノロジーズ(UniEnergy Technologies:UET)に出資したと発表した。
ユニエナジーは、米国エネルギー省パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)で次世代バナジウム電解液を発明した研究者2名が2012年に設立したベンチャー企業。PNNLが保有する次世代バナジウム電解液の特許使用権を長期契約で供与されている。ユニエナジーの次世代バナジウム電池は、現状の蓄電技術の中でも「長時間放電が可能」「大容量化が容易」「寿命が長い」といった特徴があるという。
ユニエナジーには、中国(大連)のバナジウム総合メーカーが設立時から出資している。今回オリックスは、ユニエナジーの100%持ち株会社の第三者割当増資の一部を引き受け、議決権10%を取得した。
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