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来春高卒予定の就職希望者就職内定率73.4%
記事提供元:エコノミックニュース
来春高校卒業見込みで就職希望する生徒の73.4%が10月末時点で就職内定していることが文部科学省の調査で分かった。前年同期に比べ2.3ポイント上昇した。調査は就職を希望する生徒全員を対象としており、公務員や自営業への就職生徒も含んでいる。
それによると、国立、公立、私立の高等学校(全日制・定時制)の卒業予定者は106万8835人で前年度より5296人少ない。このうち就職希望者は19万2600人で、就職内定者が14万1332人になっていた。内定未定者は5万1268人。
学科別では「工業」が86.9%で最も高く、「商業」(78.5%)、「農業」(77.5%)が続き、「福祉」、「家庭」、「水産」、「看護」、「総合学科」も7割を超えていた。「情報」も68.1%と7割に近い状況だった。一方、「普通」は59.8%と他の学科に比べ10ポイント以上下回っていた。
都道府県別で内定率が良かったのは富山県の87.2%をトップに、愛知県の86.2%だった。一方、低率だったのは沖縄県の40.7%で、北海道も55.6%と低かった。次回は12月末現在での調査を実施する。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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