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テレビCMはアプリのインストールを大幅に増加させるという調査結果
headless 曰く、 テレビでアプリのスポット広告を流すことで、アプリのインストール数やアクティブユーザー数を大幅に増加させるという調査結果が発表されている(概要リポートPDF、Gigaom、Android Headlines)。
調査を行ったFetchではインストールの実行件数とアプリ内からの通信量について、スポット広告の放送前5分間と放送後で比較している。その結果、スポット広告放送時にはインストールの実行件数が56%~74%増加。増加率はその後減少していくものの、効果は2時間持続するという。
スポット広告の効果は0時台~1時台および18時台~19時台に大きく、1時台にはインストール実行件数が650%増加している。また、2時間以内に繰り返し放送すると効果がさらに高まり、4回放送した場合はインストール実行件数が467%、アプリからの通信量が316%増加したとのこと。
このような結果になる原因として、スマートフォンやタブレットを参照しながらテレビを視聴するスタイルの増加があるようだ。ただし、公表されている数値はパーセンテージのみであり、実際にどの程度の数が増加したのかは不明だ。
アプリビジネスでは、アプリの価値を認めて自ら選択したオーガニックなユーザーを最も価値のあるユーザーと認識することが多い。スポット広告を見てアプリをインストールするユーザーはオーガニックユーザーに近い存在であるという。Fetchでは秘密保持契約により具体的なアプリの名称を明かすことはできないとしているが、調査に使われた「FetchMe」ではユーザーからのアクセスを1か月に10億件以上、100か国にわたってモニターしているとのことだ。
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